内定辞退はどこまで許される?人事が本音で解説
「内定をもらったけど、辞退してもいいのかな…」
「失礼にならない?ブラックリストに載らない?」
就活相談で必ず出てくるのが内定辞退の不安です。
結論から言うと、内定辞退自体は珍しいことではありません。
ただし、人事の立場から見ると
「正直これは困るな…」という辞退の仕方もあります。
この記事では、人事目線の本音を交えながら
内定辞退はどこまでOKなのか、リアルなラインを解説していきたいと思います!
内定辞退は「やり方」次第!
まず安心してほしいのは
- 内定辞退は毎年必ず発生する
- 企業は辞退前提で採用計画を立てている
- 辞退=非常識、ではない
企業や人事からすると正直なところ、内定辞退は【折り込み済み】で採用活動をしています。そのため内定辞退をすることにあまり心配しすぎる必要はありません。とはいえ、失礼な辞退はよろしくないですよね。しっかりと真摯な姿勢で辞退を伝えるようにしていきましょうね。
人事が「正直困る」内定辞退のパターン
ここ本音で書いていきますと・・・
① 連絡が遅い・音信不通
一番困ります。
辞退そのものより、連絡が来ないことが問題です。
- メールを無視
- 期限を過ぎても返事なし
- 入社直前まで沈黙
これは印象が悪くなります。来年以降同じ大学の後輩を採用するのにやはり少し躊躇してしまいます。あなたの対応が後輩に響くこともありますので、内定辞退を決めたら、タイムリーに連絡を入れるようにしておくといいでしょう。
② 入社直前の突然辞退
企業が入社に向けて、事前研修もした、入社準備も整えた、まもなく入社というところで突然の事態は人事的にはかなり痛いのが正直なところ。
- 配属調整が終わっている
- 研修準備・名簿登録済み
- 代替要員を探す時間がない
やむを得ない事情であっても、分かった時点で早めに連絡するのが最低限のマナーです。直前や多くの研修・食事会などをしてもらってからぎりぎりの辞退をすると、その分のお金の請求などを企業はしてくることもあります(とはいえ正直そこに企業がいちいち労力をかけることもないのでほぼあり得ませんが)。いろいろなリスクもありますので、内定辞退は直前を避け、変な表現ですが、時間の余裕をもって伝えましょう。
連絡はメールで構いません。電話がいいかメールがいいか悩むことも多いと思いますが、電話で伝えるのが丁寧ではありますが、正直なところ辞退を決めた方の話を人事がゆっくり聞くことはないので、さっくりとではありますが丁寧に辞退の連絡をいれましょう。
③ 言い訳が多すぎる
- 他社の方が給料が良くて…
- 家族に反対されて…
- やっぱり向いてない気がして…
内定の辞退を伝える際の理由は簡潔でOKです。
人事は納得したいわけではなく、事実を知りたいだけ。なぜ辞退なのか、懸命に理由を考えるうだうだと伝えるよりも、【他社のほうに自分の適性を感じたので、内定承諾をしつつ申し訳ありませんが、この度は辞退をさせてください】のような一言で十分です。人事がさらに深堀して聞くとはありませんので、難しく考えず、自分の思うキャリアに向けてしっかり伝えましょう。
内定辞退でブラックリストに載る?
これ、時々聞かれます。
結論としては、基本的に「ない」です
少なくとも、
- 業界全体で共有されるブラックリスト
- 就活が一生不利になる仕組み
こういったものは現実的ではありませんし、結論存在しません。
ただし
- 企業には「辞退した事実」は残る
- 担当者の記憶には残る
- 同じ会社に再応募すると不利な場合はある
- 同じ大学の後輩への印象が悪くなる可能性がある
だからこそ、
誠実な辞退対応が将来の自分や後輩を守るとも言えます。
内定辞退の正しい伝え方
辞退の連絡は基本メールでOKです
- メールで端的に伝える(理由をグダグダ伝えず、辞退する旨を明確に)
- 承諾後や直前の場合は、電話も併用することを推奨(適切な対応が将来にあなたを守る)
伝える内容はたったの4点
- 内定への感謝
- 辞退の意思
- 簡潔な理由(詳細は不要)
- お詫び
「正直に全部話す必要」はありません。人事も理由を深く知りたいわけでもないですし、引き留めに時間をかけることをすることもありません。
それでも辞退を迷っている人へ
キャリア相談をしていると、
「辞退が怖くて決めきれない」人が本当に多いです。
でも、人事として・キャリア支援の立場として思うのは、
違和感を抱えたまま入社する方が、企業にとってもあなたにとっても不幸です。
内定はゴールではなく、スタート地点です。
納得できないまま決める必要はありません。
もしこの会社でいいのか、どうしたらいいのか、不安に思うことがあれば相談にも乗りますので、ご連絡をいただければと思います。
ぜひ良い就活を進めていきましょう!

